よくある質問

ニッケル(Ni)のクラッド材としての特徴を教えて下さい。

回答

ニッケル(Ni)は、銀白色の金属であり、非常に優れた耐食性を持つ特性があります。熱や電気をよく伝導し、溶接や加工が容易です。また、高温や低温においても安定性を保ちます。さらに、強度や硬度も高く、耐摩耗性にも優れています。

これらの特性から、ニッケルは多くの産業で使用されています。例えば、化学工業における触媒や反応容器、電気工業における電池や電子部品、航空宇宙産業におけるエンジン部品や航空機の外装などに広く利用されています。また、ニッケルは合金の主成分としても使用され、鋼の強度や耐食性を向上させる役割も果たします。

クラッド材としては、銅、アルミ、オーステナイト系ステンレス、フェライト系ステンレス、チタン、軟鋼、炭素鋼、高張力鋼と接合が可能で、非常に幅広い金属と組み合わせて接合ができる金属材料です。

ニッケル(Ni)を表皮金属としたクラッド材の取扱い製品としては、Ni/Cu2層、Ni/Cu/Ni3層、Ni/SUS/Cu3層、Ni/SUS/Cu/SUS/Ni5層がございます。
下記のリンク先にそれぞれの詳細を記載したページがございますので、ご興味のあるお客様は御覧ください。
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