コバール合金は鉄(54%)、ニッケル(29%)、コバルト(17%)を主成分とした合金です。熱膨張係数が硬質ガラスやセラミックスと非常に近いため、これらと接合した際に温度変化による割れや破損を防げます。常温付近での低い熱膨張率により寸法安定性に優れ、高い耐食性、強度、機密性を持つため、電子部品や航空宇宙機器の封止材として最適です。

① ガラス・セラミックスとの整合性
硬質ガラス(ホウケイ酸ガラス)やセラミックスとほぼ同じ熱膨張係数を持つため、加熱・冷却時の応力による割れを防ぎ、気密性の高い封止が可能。
② 寸法安定性
低い熱膨張係数により、温度変化が激しい環境下でも形状や寸法が非常に安定している。
③ 高強度・耐食性
高い強度と硬度を保持し、過酷な環境でも耐久性を発揮。水や化学薬品に対する耐食性も良好。
④ 優れた加工性
特殊な加工技術が必要となる場合があるが、精密部品の加工や機械加工が可能な特性。
コバールは、硬質ガラスに近似した熱膨張特性を持つため、主に電子部品のガラス金属間シールに使用されています。航空宇宙、電気通信、医療機器、半導体産業など、密封性と熱安定性が部品の信頼性に不可欠な用途に使用されています。
• トランジスタ・ハウジング
• パワー半導体パッケージ
• 真空管部品
• 高高度航空機用センサーハウジング
• 衛星部品
• 誘導システム部品
• 宇宙船エレクトロニクス用コネクター
• マイクロ波パッケージハウジング
• RFコネクター
• 導波管部品
• 光ファイバー・フィードスルー・アセンブリ
• インプラント器具のハウジング
• 医療用画像機器
• 診断機器
• 医療用密閉電子機器

| 種類 | 化学組成 |
| KOVAR | Ni: 29%, Co: 17%, Mn: 0.5, Si: 0.2, C: 0.04, Fe: balance |
形状:
ワイヤー、コイル、棒、シート、パイプ

サイズ:
*提供可能なサイズの詳細はお問い合わせください
コバール合金は、その特異な熱膨張特性により、ガラスやセラミックスとの気密封止において代替不可能な役割を担っています。航空宇宙から医療機器、最先端の半導体パッケージまで、温度変化の激しい環境下で極めて高い信頼性が求められる製品には欠かせない素材です。
金属材料の豊富な実績を有するバイメタル・ジャパンであれば、お客様の製品設計や用途に応じて、ワイヤー、コイル、棒、シート、パイプといった多種多様な形状から、最適なサイズと仕様のコバール材をご提案することが可能です。
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