クラッド材の金属特性と腐食抵抗に関するデータ|

バイメタル・ジャパン株式会社

CLAD

クラッド材の話題

クラッド材の金属特性と腐食抵抗に関するデータ

まずチタンとアルミニウムのクラッド材の機械的特性を見てみます。
アルミをクラッドすることで、表1のように屋根材として必要な強度を保ちつつ重量を30%削減できます。屋根の重量をここまで低減できると、屋根を支える支柱や梁を含めデザインの自由度が広がります。チタンの発色性の特徴とともに、今まで不可能とされていたデザインを可能にする金属材料になりえます。
次に鋼車体と銅とステンレスのクラッド材の機械的特性を見てみます。
同じ板厚の場合、表2のデータから分かるように、ステンレスを使用しているため、引張強度と軽量化の面でクラッド材が優れています。重量に関しては10%の軽量化が可能です。銅の比率を調整することで更なる軽量化も可能で、銅と同じ強度にした場合、30%の軽量化が可能です。
表1
表1 チタン、アルミ単材とチタン/アルミのクラッド材の機械的特性の比較
表2
表2 銅材と鋼/ステンレスのクラッド材の機械的特性の比較

耐食性テスト

クラッド材の耐食性を検証するため、KS D9502塩水噴霧テスト方法でテストを実施しました。蒸留水に塩化ナトリウムを溶かして製造した塩水を使用し、スプレーした後一定時間放置した後、表面の目視と断面の顕微鏡による観察で耐食性を評価しました。
以下にテスト条件、対象材料、試験手順を示します。

1.テスト条件
5%塩化ナトリウム溶液、35℃、Ph6.5〜7.2、浸潤時間500時間
対象材料:チタン(グレード1 POSCO)、チタン/アルミ・クラッド(図4参照)
対象材料は、アセトン溶液中で5分間超音波洗浄を行い、アルコール乾燥させた後スプレーテストを実施。

2.テストの実施とその結果
500時間経過後の各材料の腐食状況を画像データでご覧ください。
図4 図4 試験材料 チタン/アルミ・クラッド材(左:チタン面、中:アルミ面)とチタン材(右)

PageTop

バイメタル・ジャパン株式会社